高校入試情報
公立高校入試の動向
福島県の公立高校入試は、Ⅰ期選抜、Ⅱ期選抜の2段階。
福島県では、自己推薦とも言えるⅠ期選抜と学力検査を伴うⅡ期選抜の2回の入学機会があることが特色であることは変わりません。しかし、各高校の裁量幅が今後大きくなる方向と、しっかりした学力が身についている生徒を確保しようとする方向が見えています。たとえばⅠ期選抜での内容が、調査書+小論文(作文)+面接という従来型から、各高校独自の筆記試験の導入を検討する動きがあります。現在でも進学校においては、学力検査的な内容の面接が行われており、短時間の中で解答を導き出せる力を試す面接となっている高校もあります。また、Ⅱ期選抜での学力検査と調査書の比率が高校裁量で決定できる状況となっており、特に進学校では学力検査の比重を大きくする傾向が見えます。
全国的な入試の潮流としては
① 前期・後期募集の実施
② 通学区域の制限撤廃(全県1学区化)
③ 共学化
④ 自己推薦方式
⑤ アラカルト入試(公立高校入試の複数日程選択、傾斜配点など)
⑥ B推薦(推薦入試の中で併願を認める)
などの新しいシステムが定着しつつあり、福島県も同様な方向で進んでおり、今後、変更されていくものもあると考えられます。
これら多様性のある入試により「力のある子」を確保したいという高校側の思惑の現れともいえます。今後も従来の入試とは異なる新しい流れが登場することになるかもしれません。その際に目先の変化にとらわれて足元をすくわれることのないように、普段からじっくりと骨太の学力をつけておくことが大切です。

Ⅰ期選抜
Ⅰ期選抜は、調査書、面接、作文または小論文で選抜されます。競争率が2〜3倍程度と高くなることが多く、厳しい選抜となります。調査書は9教科が点数化され、特別活動の記録も点数化する学校がほとんどです。面接では、個性や学ぶ意欲を見るとともに、福島高校や東高校のように、「学力」を測る問題が出題される学校もあります。小論文または作文では、与えられた課題や資料に関して、自分の考えを筋道立てて記述させるなど、志願者の思考力、分析力、判断力、表現力などが評価されます。このように学力だけではない総合的な力が試される選抜です。
Ⅱ期選抜
Ⅱ期選抜は5教科の得点と調査書の結果、面接などを総合して選抜されます。学力検査の問題は全校共通で5教科各50点満点、全教科合計で250点満点となります。試験時間は各教科50分です。学力検査と調査書の比重は各高校の裁量で異なります。また点数化の方法も各高校の裁量で異なります。
福島高校では、各学年の主要5教科の評定が5段階評価され25点満点の3年間分で75点満点となります。技能4教科の評定は、各学年で5段階評価された上で、2倍され、3年間で120点満点で換算されます。さらに特別活動の記録が3年間分で55点与えられ、調査書としては合計250点満点として計算されます。結局、学力試験250点、調査書250点の1:1での選抜となっています。
福島東高校では、学力検査の点数が5倍され、しかも特別活動の記録が点数化されない、などの特徴があり、そのため学力検査と調査書の比率は、1250点:195点という学力検査重視の比率となっています。同様に橘高校・南高校でも、学力検査の点数が3倍され、橘高校では特別活動の記録が点数化されません。なお、福島西高校(数理科学科)では、教科の傾斜配点が行われ、数学の学力検査の配点が2倍になります。
Ⅲ期選抜
Ⅰ期、Ⅱ期選抜で定員割れした学校が行います。調査書、面接、小論文での実施が多くなっています。
志望校合格に必要な対策とは…

福島高校合格へ 〜得点力と余裕のある学力〜
県立トップ校である福島高校合格には基本問題で確実に得点を取る力と、応用問題にも対応できる「考える力」「記述力」「さまざまな解法パターン」などを身につける必要があります。入試問題の詳細な分析に基づく一人ひとりの課題にあわせた指導と、厳選された教材により合格力を高めます。また福島高校の場合は入学してから上位の成績をキープできるような入試の枠を超えた力を身につけておく必要もあります。その点でも進学後のカリキュラムを見越して進学後に力を発揮できるような指導をいたします。
上位校合格へのポイント 〜応用問題への対応〜
福島県の入試問題は特に理数の難度がやや高く、理数が得意な方でもなかなか解けない問題が出題されます。そんな問題を解くカギはパターン分析と問題への着手方法です。アクシスでは入試問題の精緻な分析と解法パターンを身につけさせ、難度の高い問題でも得点する力を養っていきます。また同時に基本問題での取りこぼしがないようなスキルアップと訓練を徹底していきます。
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