指導者が語る合格指南

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能開センター住道校責任者 山田太郎「住道に“中学受験専門館”の能開センターあり!」

受験国語の指導者として20数年の経験をもつ大ベテラン。能開センターでは住道校で13年間にわたって指導し続け、地域には多くの山田太郎ファンが存在している。まさに「山田太郎の指導歴=能開住道校の歴史」と言っても過言ではない。また、住道校では受験国語の指導だけでなく、校責任者として若手講師の育成や桐蔭中学とのパイプ役を担当。
しかし2007年春、愛着のある住道校を離れ、競合他塾が隣接する王寺校へ異動。最難関・難関中学受験の文系指導者として3年間教科指導に集中し合格実績に貢献してきた。
そして2010年度、再び校責任者として住道校に復活。JR東西線の広がりやおおさか東線の開通で環境が変わった住道校を、3年間他校でパワーアップしてきた新型山田太郎が引き受け、さらなる飛躍を目指す。

まずは「大阪桐蔭へ行くなら能開センター」を定着させたい。

再び住道校を預かることになられました。新たなる抱負をお聞かせください。

住道校の近くには大阪桐蔭中学があります。住道校と大阪桐蔭中学とは古くからのお付き合いになりますので、「大阪桐蔭へ行くなら能開センター」といってもらえる校づくりをしてきました。ところが大阪桐蔭中学は随分発展され、今では大阪でも有数の進学校になっています。ですから以前よりは合格するためのハードルもかなり高くなりました。が、私たち能開センターも同校に勝るとも劣らぬ勢いで成長を遂げていますので、これからも大阪桐蔭中学への合格者をどしどし輩出できると思っています。それが住道校の目標でもあります。
実際に、今年の能開センターの大阪桐蔭中学合格者数の4分の1は、住道校会員生の実績で占めています。もちろん、難関中学として人気のある東大寺学園・大阪星光学院・西大和学園・四天王寺などの合格者を継続して輩出することも大事な目標ですが。

校においては一人ひとりきめ細やかに対応。
そして受験対策は能開センター全体の「システム]でお預かりしています。

「大阪桐蔭へ行くなら能開センター」とありますが、難度の上がった大阪桐蔭中学、また東大寺学園・大阪星光学院などの最難関レベルの中学校に合格者を出していくために、住道校ではどのような対策を実践しておられますか?

住道校では、ここをいわゆる「道場」ととらえて“基本の徹底”を図っています。宿題ノートのチェックはもとより、能開ダイアリーのコメントにもクラス担当を中心に指導者が目を通し、家庭学習に及ぶまできめ細かく指導しています。
さらに、毎月実施される「実力テスト」「中学受験公開模試」では、個人成績表の返却時に「小問ごとの個人別正誤欄」を使って会員生個々にマーカーで印を付けるよう指示しています。そうすることで、自分が取りこぼした「基本問題」をはっきりと認識させることができ、復習単元に優先順位をつけることができます。いくら授業で指導しても、学び実力をつけるのは子ども自身。だからこそ、こうしたことの積み重ねが実力養成に直結し、最後の出口でモノを言うのだと思います。
そして、校を離れてエリアの拠点校で受講する土曜・日曜の特訓講座や、会場を清風中学校に移して実施する季節ごとの集結特訓を「他流試合」の場とみなし、日ごろの「道場」での「稽古=学習」の成果を発揮してもらうべく子どもたちを送り出しています。そこでは他校の仲間たちの中でもまれ、相互に刺激し合えます。井の中の蛙ではいられません。そうしてモチベーションを一段と高めてからまた校に戻ってきてもらう。ですから学習の中だるみも起きにくい。住道校単独ではまだまだ小規模校ですが、能開センターとしての「システム」を活用してもらえれば、受験まで安心してお任せいただけます。

JR新線の開通が広げた受験・進学の機会。

住道はJRで奈良とも繋がりました。そのことで何か変化はありましたでしょうか?

かつては住道校の立地からして、受験校が大阪市内の学校に制限されることは仕方のないことでした。しかしJR東西線・おおさか東線が開通したことで、いまや住道駅の人の動きの多さは、数年前とは比べものになりません。今や、西は兵庫県、東は奈良県までを十分見据えて、受験校の選択ができるようになりました。西大和学園・奈良学園が、通学可能校になったことは地域の子どもたちにとっては大きなチャンスです。この通学圏の拡大のもつ影響は非常に大きいものがあります。人気の西大和学園にJR一本でいける地の利は、子どもたちの受験機会を大きく広げてくれました。

保護者とのコミュニケーションでは先手をとっていきます。

保護者のかたとはどのように連携をとっていこうとお考えですか?

保護者から先に電話をいただいて「明日連絡しようと思っていたんです」と言い訳をしないで済むように、タイムリーにご家庭へ連絡できるような子どもとの “接近戦”を続けていきたいと思っています。何事も後手に回らないように心がけたいですね。その点、能開ダイアリーは重宝しています。  能開ダイアリーは1週間のスケジュールや宿題などの家庭学習の時間の確保、さらに自由時間のすごし方に至るまで、子どもたちを理解し把握することができるツールです。それだけにとどまらず、保護者との連携においても重要なコミュケーションツールになっています。保護者のコメントから子どもの家庭での様子を理解したり、必要を感じればこちらからお電話を差し上げています。

保護者は「港」。温かく見守ってあげて欲しい。

見えない家庭での様子を把握することは、中学受験においては欠かせないことなのでしょうか?

そうですね。受験をする子どもにとって、保護者は「港である」というのが私の持論です。ですから、子どもたちが安心して帰ることの出来る家庭の雰囲気作りを提唱させてもらっています。
テストの結果を、子どもたちは大人が思う以上に気にしていることを私たちは知っています。ですから、得点結果だけで子どもを追い込むことはしません。「傷ついた心」を引きずって家に帰るときに、さらに家で追い込まれると子どもたちは身の置き場がなくなります。それを理解していただくように、保護者会の機会などでお話しさせてもらっています。そのかわり、授業の中では厳しく、子どもたちの学習姿勢を徹底して指導します。結果として私たちの授業での「子どもへの叱り」を寛大に受け止めてもらっているのはありがたいことだと思っています。その信頼にはしっかり応えていきたいですね。
逆に子どもたちには、日々のお弁当作りから家での時間管理までやってくれている保護者への感謝の気持ちを忘れてはいけないよ、と。これを指導の基本としています。

能開センター住道校を体験いただけるさまざまな企画を実施します!

住道校の2010年度のスローガンをお聞かせください。

「住道に能開センターあり!」ですね。京橋まで行かなくても、住道に中学受験専門の学習塾があることを、もっと地域の人に知っていただきたいと思っています。それは、現在お子さんをお預けいただいているご家庭からの信頼なくしてはできません。そのため、保護者との個人懇談もこれまでの年3回から年4回に原則として増やし、家庭での様子も含めて子どもたちの情報を保護者のかたと共有させてもらいながら、中学受験を迎えていきたい。まさに三位一体で合格を勝ち取っていきたいのです。

中学受験専門館としての能開センターの強みは?

私たち能開センターは「合格しさえすれば何でもいい」とはけっして考えていない団体です。ここ住道校でも、「子どもの笑顔がみたい」を今年度の方針として指導陣の先生がたに伝えました。授業後にも子どもの笑顔があふれるような授業を考え実践してもらっています。
能開センターが2年連続で大阪星光学院への合格者数No.1になれたことは、能開センターが“システム”として子どもたちを志望校へと導いていけるようになったことの証です。先にも述べましたが、テスト結果の一人別・一問別成績管理をはじめとして、「大阪星光学院中模試」などのターゲット校模試、土曜・日曜の特訓講座、季節ごとの集結特訓など、校単独ではなく能開センター全体として子どもたちを預かる体制があり、一人ひとりを志望校合格まで導いていけるノウハウが確実なものになってきたということです。これも、住道校にとっても大きな強みだと考えております。

受験の中心は子ども。

中学受験は「12歳の子どもには過酷な試練だ」と言われることがあります。つまり、受験させる保護者や周りの大人の考え方が大変重要だということでしょう。受験の中心にいるのは子どもであるのは間違いないのですが、「子ども」と「保護者」と「能開スタッフ」が三位一体となってこそ「良い受験」ができるのです。結果として「合格した学校に喜んで通う」受験指導・進路指導をしたいと思っています。
このたび住道校に赴任した際に、ある住道校卒業生の保護者から「子どもに本当に合った学校を薦めてもらえてよかった。毎日楽しんで通っています」というお言葉をいただきました。私は本当に嬉しくて、これをスタッフ全員に伝えました。そして「こうした言葉を毎年いただけるように、我々は日々努力していこう」と誓い合ったのです。