指導者が語る合格指南

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能開センター生駒校責任者 高橋正吾 子どもたちの目線にピタッと合わせた適切な指導が強み。

中学受験算数の指導者として、泉佐野校、西大寺校で小3から小6まで、また有名中学受験クラスから難関中学受験クラスまでを広く担当してきた。それぞれの学年・年齢・クラスレベルの子どもたちの目線や感覚にピタッと合せた適切な指導が持ち味で、常に人気指導者。無理や無駄の少ない、緩急のある指導には定評がある。
さらに、泉佐野校時代から西大寺校時代にかけての算数指導の積み重ねによって、南は和歌山、大阪、奈良、北は京都まで、近畿全域の中学受験算数を知り尽くす。その指導経験を活かして、算数オリジナルテキストや算数復習確認テストの編集業務にも携わっている。
そして2010年春より、生駒校の新校責任者として着任。

スタッフからの積極的な声かけで、子どもたちの質問や相談も活発に。
アットホームさが持ち味の生駒校の校風を引き継ぐ。

大規模校の泉佐野校や、西大寺校での指導を経て、生駒校の責任者に着任され、半年が経過しました。これまでの経験を活かして、生駒校をどんな校にしていきたいとお考えですか?

担当するクラスにとらわれることなく、スタッフが一団となって子どもたちを見ていきたいと考えています。指導者が子どもたちにどんどん声をかけていくうちに、子どもたちの方からも質問や相談が活発に出るようになります。そういった開かれた環境作りが、成績向上の第一歩だと考えています。
また、生駒校に配属されて驚いたことですが、卒業生がとても頻繁に遊びに来てくれるのです! ほぼ毎週のように1、2名やってきては学校の状況を報告してくれたり、テストの結果を持ってきてくれたりします。そういったところをみても生駒校のアットホームさが感じられるので、これまでの生駒校の良い文化も、大切に引き継いでいきたいと思っています。

大阪・奈良・京都方面にも通いやすい立地の強みを活かし、
東大寺・大阪星光・西大和に毎年着実な実績を残す。

生駒は上本町まで25分と時間的にも心理的にも大阪に近く、また、交通の便がよいターミナル駅であるため、人は目的に応じて全方向に動きやすいですね。そんなエリアにあって、生駒校はどのようなポジションをとっていこうとお考えですか?

生駒は地理的には奈良、大阪はもちろん、京都方面にも受験可能なので、志望校は多岐にわたります。その中でも男子校の東大寺学園・大阪星光学院・西大和学園には毎年多くの進学者がいますし、やはり地元の奈良学園登美ヶ丘中学校や帝塚山中学校も人気が高いです。
これらの学校群に毎年、前年度を上回る合格者を輩出していきたいと考えています。そして、生駒地域で最もレベルの高い中学受験専門塾として確固としたポジションを築いていきたいと思っています。

”自学習”は学力向上に不可欠な要素。
子どもたちに任せっぱなしにしない自習・質問教室をフル稼働。

そのための対策として、どのようなことを実践されていますか?

授業をいくら熱心に聞いても、自分で黙々と演習しなければ、学力はなかなか向上しません。学力を上げるには“自学習”が欠かすことのできない要素です。ですから生駒校では土曜日の午前と午後に、自習・質問教室を設置しています。もちろん子どもたちに任せっぱなしにはせず、理系の指導者が常駐して、質問があればそのつど対応しています。単に質問を受けるだけでなく、なぜわからないのかの理由を明確にし、理解できるまで指導します。特に、新入会の子どもたちは宿題のこなし方に悩んでいたり、家ではなかなか集中して勉強できなかったりするので、ここに呼んで宿題のやり方を教えたり、未修テーマを個別にフォローしたりしています。能開センターの授業は集団で行いますが、“指導は一人ひとりを大切にする”がモットーです。

正答率こそすべて。「小問ごとの一人別成績管理」は能開センターの真髄。

日々の指導においては、どのような点に気を配っていますか?

私は、6年生対象の日曜実戦・算数の正答率を毎週全校分集約し、統計を取る役割も担っています。算数の正答率は小問別に出しています。
日曜実戦は、ゼミ、土曜特訓で学習した複数の単元について、その習熟度を一挙にテストで発揮させるという実戦スタイルのもの。アウトプットされた小問別正答率というデータで、私たちは子どもたちの学力の現状を毎週把握しています。
と同時に、このデータは私たち指導者にとっても、その週の指導がどれだけ子どもたちに浸透したかを示す“評価”でもあるので、6年生の指導者の一人として、この正答率には人一倍気を配っています。「この難度の単元・問題でこのクラスならこれくらいはいけるだろう」と事前に正答率を想定しておき、結果と照らし合わせます。想定と食い違う結果になった場合はその原因を検証し、次なる指導に当てていくわけです。

能開オリジナルテキスト『算数大全』で、適正なレベルの問題を
適正な時期に適正な解法でキッチリ指導すると算数は必ず伸びる!
能開センターが一人ひとりの合格可能性を最大限に高める所以です。

算数オリジナルテキストやテストの編集業務にも携わってこられ、算数指導者の主力としても期待されています。能開センターのオリジナル算数テキスト『算数大全』は、どういう点がすぐれていますか? またそのテキストは指導の中でどのように活かされていますか?

能開センターの6年生のテキスト『算数大全』は、すべてこの“正答率”に基づいて作成されています。能開センターでは毎年、その年に実施された入試問題の全問題に対して一問ごとに難易度分析をし、その中学校に合格するためには必ず正解しなければならない必須正答問題と、合否を分けたであろう合否分岐問題を割り出します。
この分析データに日曜実戦の正答率をぶつけて集積し、次年度のテキストやテストを全面改訂しているんです。これによって、ゼミではその単元のスタンダード問題を演習し、土曜特訓では合否分岐ゾーンまでの演習を、そして日曜実戦ではさらにレベルをしぼって、志望校群により焦点のあった実戦演習を行うことができるようになっています。
このように、週3回の算数の授業を有機的に関連づけて、スパイラル(螺旋)的に学力が向上していくことを目指したテキスト・テストになっています。

算数は適正なレベルの問題を適正な時期に適正な解法でキッチリ指導すると必ず伸びる教科です。また、志望校に応じて、強化しクリアしなければならない問題群は異なります。その意味で『算数大全』は、学力の違う子どもたち一人ひとりに“習得すべき最適レベルの問題群”を提供できるという、非常に大きなメリットをもったテキストです。そして、日々の授業にあっては生徒の誤答例や正答率を気にかけて指導し、何度やっても安定的に正解できるというレベルまで“仕上げる”。そのために能開センターでは今週も、演習が続けられています。

大切なお子さまの成長期を預ける学校選び。最善の「併願パターン」は受験生本人・保護者・能開センターが三位一体となってさぐっていきます。

2011年度入試が近づいてきました。保護者の方とはどのような連携を取っていかれますか?

6年生の保護者対象の「受験対策保護者会」や、私立中学校の先生方を招いての教育講演会などを通じて、私立中学校を幅広い視点で身近に感じていただきます。当然6年生については、2011年度入試における最も理想的な「併願パターン」を、受験生本人・保護者・能開センターが三位一体となってさぐっていきます。最善の「併願パターン」は受験生ごとに違うものです。個々の受験生の思い、保護者の方の各私立中学校に対する志望理由や希望進路、ご家庭の教育方針と学校のそれとのマッチングなどをふまえて、どのように受験校選択に反映していくのか。決定までの細部にわたる調整は、個別進学懇談会おいてきめ細かく相談させていただきます。
また、6年生以外の学年の保護者の方も、能開センター各校で実施している「私立中学教育講演会」や、毎年9月に能開センター主催で実施している「私立中学入試セミナー」などにどんどん参加していただき、私立中学校に対する情報収集を余裕をもってしておかれることをお勧めします。入試は毎年変化していくので、上のお子さんで一度経験したからもう大丈夫、ではなく、常に新しい情報をキャッチしておいていただけたらと思います。