指導者が語る合格指南

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東大寺プロジェクト各教科リーダーが語る“合格指南”

 今年も能開センターの“熱い夏”が始まります。受験学年はもちろんのこと、各学年とも一年の中で一番多く時間がとれるこの夏が自分を1ランクアップさせ、次のステージをめざす飛躍の季節となります。このチャンスを最大限に活かすため、東大寺プロジェクト各教科リーダーがこの夏の過ごし方を語ります。アドバイスを上手に活かして、充実の夏にしてください。

2017夏・理科学習へのアドバイス - 東大寺プロジェクト理科リーダー 河原 豊  

2017夏・社会学習へのアドバイス - 東大寺プロジェクト社会リーダー 天雲 寛  

2017夏・国語学習へのアドバイス - 東大寺プロジェクト国語リーダー 東口 聡

2017夏・算数学習へのアドバイス - 東大寺プロジェクト算数リーダー 奥原 圭貴

2017夏・理科学習へのアドバイス

東大寺プロジェクト理科リーダー 河原 豊

4年生は身近な自然を体験的に理科の観点で学ぶ夏に

東大寺プロジェクト理科リーダー 河原 豊

  4年生には、この夏の機会にぜひしてもらいたいことがあります。それは実体験による自然学習です。5年生以降には時間的に余裕がなくなり、そうしたくてもなかなかできなくなります。

 理科は自然を学ぶ科目です。自然に興味を持ち、不思議を探り、その原理やルールを理解し、それを自分でも使えるようにしていくのが理科という科目です。能開センターでは、4年生はその導入として、身近な自然を中心に学んでいくカリキュラムを編成しています。
 たとえば動植物を学ぶタイミングは、実際の季節に合わせて、春、夏、秋、冬とあえて時期を分散させて学んでいきます。理由はそのつど、変化を見せる身近な自然に触れ、生き物を実際に見たり触れたりしてほしいからです。

Zoo

 夏は生き物の活動期です。多種多様な植物が強い日差しを受けて光合成をさかんに行って大きく成長し、その植物をエサとする昆虫をはじめ動物たちも活発に活動します。まさに生き物たちの活動がピークを迎えるのが夏という季節です。ぜひ、動物園や植物園、昆虫館や科学館などにお出かけください。
 「どこに行こうか?」ともし迷うのであれば、まず動物園がお勧めです。もちろん、幼いころに何度か行ったことがあると思うのですが、そのころは残念ながら実はまだ動物の「観察」ができる年齢ではなかったのです。基礎学力が身についた4年生になった今こそ、改めて自然の仕組みを学ぶ機会です。

 たとえば、以前はただ驚いて見ているだけだった「キリンの長い首」も「どうして長くなったのだろう?」「中身はどういう仕組みになっているのだろう?」と理科、つまり科学の観点をもって改めて観察することはとても有意義なことだと思います。新たな発見がきっとあるはずです。できればホームページなどを見て予習をしてから行くと、いっそうすばらしい体験になること請け合いです。

 実は、季節によって変化するのは生き物ばかりではありません。たとえば鉄でできている線路も変化するのです。これは私の授業での持ちネタなのですが、夏の暑さでぐにゃぐにゃに曲がった線路が写った写真を見せ、「鉄は暑さで膨張する。このままでは電車が脱線してしまう。そうならないために、レールにはどんな工夫がしてあると思う?」という話から始めます。
 ご承知のように、夏の暑さで鉄が膨張することを見越して、レール間にはすき間が作ってあります。電車がその上を走るとき、ガタンゴトンという音がするのは実はこのすき間のせいなのですね。この音が大きいのは熱膨張が少ない冬ということになります。

 そんな目でふだん見慣れているはずのものをながめるというのもたいへん楽しいことです。自然の不思議を教えてあげてください。夏の「観察ノート」を作って疑問点を挙げ、図書館やインターネットでいっしょに調べてあげてください。理科好きになること間違いなしです。

5年生は本格理科に。入試直結の重要テーマのマスターを

  5年生の理科学習は、4年生の導入編とは違い、一気に本格的な内容へと変化を遂げます。1学期にも、入試直結の重要テーマを立て続けに学んできました。中でも夏期講習で復習する、力学の「ばねとてこ」、天体の「太陽と月」、化学の「溶解度」は、受験理科でのクリーンナップとも言うべき強力なテーマ群です。

 これらについて、1学期にはまだまだ不十分な理解の段階の人もいたでしょう。今度は2回目です。この夏に着実にマスターしてください。この夏は非常に重要です。2学期にはまた新たな重要テーマが次々と登場します。それまでに理科を得意にできるかどうかのターニングポイントとなるのが5年生の夏です。
 大丈夫です。夏期講習の授業は全部で5回、授業時間も1回が150分とたっぷりとあり、図式化した上で「なぜそうなるのか」というところまでじっくりと掘り下げてきちんと理解し解けるように指導します。あとは、時間も十分あるはずなので、しっかりと復習をして確実に解き方を身につけてください。

東大寺プロジェクト理科リーダー 河原 豊

 力学や化学計算は、難関中入試でも合否分岐となる問題です。ていねいに時間をかけて復習してください。家庭学習では、計算式もきちんと書き残し、答え合わせはもちろんして、間違ったらていねいに解き直すといった当たり前のことの繰り返しが大事です。
 初めにも言いましたように、5年生になって理科は難しくなります。4年生のときは理科が楽しくやれていたのに、5年生になって苦戦しているというお話を耳にします。これは、5年生で学ぶ理科が科学的思考につながる本格的な内容と解法にまで踏み込んでいるせいなのです。

 夏期講習テキストの中から、ある1問を紹介しましょう。
「80℃でのミョウバンの溶解度が71.0のとき、80℃の水260gにミョウバンを溶かした飽和水溶液の濃度を求めなさい。」  いかがでしょうか? 4年生の問題なら難なく解けた人でも、今度はすらすらとはいかないと思います。これが5年生の理科なのです。

 

 理科では、計算の前に、科学の用語による条件理解、つまり情報収集とその整理が必要です。次に正確な計算、つまり算数や数学という方法によって数量的な解答を導き出します。子どもたちの算数力の向上を持っての、5年生理科という関係でもあります。
 いずれにせよ、子どもたちは相当高度な学習をしています。誤答にも、情報の収集や整理の段階でつまずいたのか、計算過程でミスしたのかと間違い方にも違いがあります。

6年生は多面的に活用できる知識力と初見対応力=問題解決力の向上を

  6年生の夏期講習では、秋からの後期日曜実戦やゼミでの既出問題演習など本格的な実戦演習に向け、十分な準備を整えていきます。力学・電流・音・光・天体・化学・動物・植物など、入試合格に必要なテーマがフルラインアップで登場します。秋以降はテーマの垣根を外した総合問題となりますので、テーマ単体としては最後の学習チャンスです。自分の理解があいまいな点はここで解消しておきましょう。

 受験生にとって合否の分かれ目となる「天王山」と言われる夏です。この夏にこそ、各テーマの知識を、また解法を自分が本当に使いこなせるものへときっちりと仕上げていくことが必要です。そのためには授業をしっかりと受けることはもちろんのこととして、復習をきちんと行い、疑問があれば納得がいくまで質問してください。

 難関中の入試理科への対応力向上にはいくつかのポイントがありますが、この夏にぜひ強化してほしいことを2点挙げておきます。
 その1つ目は知識力についてです。子どもたちの知識はバランスに欠けていることが多いです。知っていることと知らないことの差が大きく、これを補うことが必要です。
 たとえば、大人にとっては常識だと思える「プロパンガス」がわからない子が多くいます。ある程度しかたがないことなのですが、東大寺学園などはこんな知識も要求してきますので、大人の常識をあらかじめ意識した学習や指導が必要です。ご家庭でもご協力ください。

 それから、知識を一面的なものから、より多面的で活用できるトータルなものへと磨き上げていくことが重要です。たとえば「上弦の月は何時に南中しますか?」であればすぐに答えられる子も、同じことを別角度で問う「西側が光っている半月が日没後すぐに見える方角は?」には答えられないことが多いのです。知識の確認と理解のためには、『要点のまとめ』を活用ください。

東大寺プロジェクト理科リーダー 河原 豊

 強化すべきことの2つ目は初見対応力です。特に難関中の入試問題には特有の姿があります。それは「これまでに見たことがない、初めての問題」という姿です。先ほどの「上弦の月」もそうでしたが、実は知っている問題でも表現や問う角度が変われば別物に見えてしまうのです。
 中学入試は必ず小学生が解ける問題です。姿が変化して解けない問題に見えるのは中学校がなせる入試出題上のわざです。着眼点を見出し、自分が知っている問題の領域やパターンへと引き戻した上で、解くことがポイントです。
 たとえば、物質の化学変化を示したグラフ。急に折れ曲がっているところがあります。なぜそうなっているのかを考えるうちに「気づく」、すなわち自分が持っている知識と照合されて解ける問題へと変わります。

 このような初見対応力は問題解決力でもあります。6年の理科、そして入試理科はこの問題解決力を問う、いわばホンモノの理科、科学です。東大寺学園をはじめ難関中が実施する入試説明会で、「問題解決力を問う」と明言されています。多くの良問を経験していく中で、初見対応力そして問題解決力は鍛えられます。一緒にがんばりましょう。

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2017夏・社会学習へのアドバイス

東大寺プロジェクト社会リーダー 天雲 寛

5年生は映像ゼミのメリットを活かして1学期の復習を

東大寺プロジェクト社会リーダー 天雲 寛

 5年生の夏期講習は1学期の地理分野のまとめを行います。「日本の農業」「日本の工業」「日本の貿易」、それに近年注目度が非常に高い「世界遺産と環境問題」です。これらは文部科学省の指導要領で重要テーマとして取り扱われていますが、入試でも頻出の最重要テーマです。

 5年生になって本格的な社会学習、しかも第一関門となる地理分野です。授業後、家庭での映像学習では、この4テーマだけでなく、併せて1学期に学習したテーマの復習もしましょう。自分の「到達度判定テスト」「中学受験公開模試」の結果を点検して、苦手テーマの克服をこの夏の計画にきちんと組み込んでおきましょう。挽回には絶好の機会です。

 夏休みの合間に、気分転換を兼ねて、歴史マンガを読むこともお勧めです。2学期社会のテーマは日本の歴史がメインとなります。自分に興味づけをして、歴史学習の下地を作っておきましょう。特に東大寺学園をめざす人は歴史を絶対に得意になることが大事です。

 その東大寺学園を含めて、最近は難関中入試でも重箱の隅をつつくような奇問は出題されません。むしろ教科書ベースの知識に基づいて、それがどれだけ自分の知識として本当に身についているかを問う真正面からの出題で、きちんと学習すれば必ず合格点がねらえます。
 だから、「4科は労が多そうだ」というだけの安直な3科選択は避けてください。3科であれ4科であれ、本気で自分に向き合うことが中学受験の本道です。逃げずにチャレンジすることが合格につながるのです。

 なお、5年生社会は「映像ゼミ」を通じての学習で、この夏期講習も映像ゼミでの実施となります(6年生ではすべてライブでの授業です)。
 映像ゼミというのは、個人ごとの自由視聴でも、流れる映像をただ見ているだけというものでもありません。ふつうの授業と同じように教室に集まり、担当の先生の監督指導の下に実施し、違いは社会の授業そのものは映像中のスーパー講師が行うということだけです。毎回、宿題も出しますし、確認テストも行います。月例のテストもあります。

 映像ゼミには、映像ゼミならではのメリットもあります。授業日以降、能開の会員サイトを通じて家庭で同じ授業をくり返し視聴できるということです。これを存分に活用ください。また、家庭での映像による自主学習に慣れることは、中学生高校生になってからも大いに役立ちます。

6年生は「一問一答集」を中心にこれまでの総まとめを

社会科一問一答集

 6年生は夏までに単元学習をすべて終え、夏期講習では入試最頻出テーマに絞った総復習を行います。また、夏の間は夏直前に配付します「社会科一問一答問題集」を各自で進めてもらいます。
 この「社会科一問一答集」は変化する入試に合わせて内容を毎年アップデートしていますが、特に今年は新編テキストに対応させた上で、最近の入試で重視される社会教科書により即した内容へと大幅な改訂を加えました。これを使って自分の現在の知識定着度を測り、まず社会知識の総点検と総復習を進めてください。

 ただし、難関中の入試では単純な知識のインプットとアウトプットでは対応できません。そこでは統計資料、グラフや図表を絡めて、自分の知識の再現性や活用力が厳しく試されます。このことへの対応力養成の1つとして、夏の集結特訓では東大寺学園などをめざす「βクラス」、洛南高附属などをめざす「女子最難関クラス」において、社会の指導も導入します。

Express text

 さらに秋からは、4科受験生の学習効率化のねらいも込めて、「大阪星光・東大寺Express」(全20回)という自学自習教材を配付します。この教材には難関社会の代表校として2校の校名を挙げていますが、難関校全般の対策教材になるように創意工夫を凝らしています。短時間で演習でき、詳細解説を読んでポイント学習が可能な便利なツールになっていて、入試での出題ヒット率も群を抜く能開社会科自信の教材です。

東大寺プロジェクト社会リーダー 天雲 寛

 入試での社会は、当日の番狂わせが少ない最も安定した科目です。いわゆる当たりはずれが少なく自分の持てる力を発揮できますので、他科目での万一の失敗をカバーし最後の決め手になる科目だと思います。とりわけ東大寺学園についてはそうだと言えます。ご存じのように4科均等配点だからです。受験者平均70点前後の良問ぞろいで、平素の得点をほぼ期待通りに獲得できる科目です。

 8月末からの後期日曜実戦では「東大寺クラス」をはじめ各志望校別クラスが開講します。そこでは志望校合格に向けて、より実戦的な演習を行い、さまざまな統計資料や図表の読み取りパターンを学んでいきます。
 また、テストで学ぶということも非常に重要なことです。志望校別模試や中学受験公開模試でも重要問題は繰り返し出題し、「テスト時に活用できる知識」として習熟するまで再インプット・アウトプットしながら磨きをかけていきます。

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2017夏・国語学習へのアドバイス

東大寺プロジェクト国語リーダー 東口 聡

3年生は学習の習慣と進め方を学ぶとともに、楽しさや面白さを

 3年生は、初めて塾で学習するという子もいるかと思います。まず、国語学習の習慣と正しい進め方を身につけていってほしいと思います。夏期講習でもそうですし、学年を通してもそうです。そしてその中で「国語ってこういう学習なんだ」という楽しさや面白さをぜひ知ってほしいと思います。

 その1つはことばの楽しさや面白さについてです。たとえば漢字なら、読める、書けるようにただ覚えるということだけが学習なのではなくて、「こんなふうに使えるんだ」「こんなふうにできているんだ」という驚きや喜びを味わってほしいと思います。

三毛猫

 一例に「三毛猫」を挙げましょう。「ミケネコって知っている? どんなネコ?」と子どもたちに問いかけると、中には突拍子もない答えもありますが、しだいに「いろんな色の毛のネコ」「茶色に黒色に白色」などと反応が収斂していきます。
  「じゃあ、ミケネコのミケってどんな漢字?」ということで、みんなで考えていきます。結論として、「3色の毛の猫」だから「三毛猫」で、「三」を「さん」ではなく「み」と読んでいることなどを確認します。この「ああ、そうか」が大事です。「身近で使われていることばが実はどんな漢字でできているのか?」に興味が持てれば、私たちの授業は成功です。

 夏期講習では漢字のほか、ことばのきまり(文法)、それから物語文と説明文の学習を行います。3年生では、まず物語文に親しんでほしいと思います。特に男の子はそうです。よくいわれますように物語文のポイントは人物の気持ちの理解ですが、その前提となるのは文章そのものを正しく読み取ることです。
 いろいろな文章に楽しく触れることで、物語の場面、登場人物、気持ちの動き、指示語が示すものを、「書かれてあることば」によってきちんと読み取ることに少しずつ慣れていきましょう。興味を持つことが大切です。それが読解力につながります。

4年生は物語での心情理解のしかた、漢字力の広げ方を学ぼう

 4年生は、夏期講習では子どもたちが主人公の短編物語を通読します。登場人物たちの場面ごとの気持ちを捉え、その気持ちがしだいにどのように変化していくのかをじっくりと読み込んでいきます。一篇まるごとだから、その物語が持つ本来の魅力も味わえます。

東大寺プロジェクト国語リーダー 東口 聡

 読解が苦手だという男子に多いのが「自分が、自分が」と主観的なものの見方をするタイプで、実はこういう子は文章の読み取りが上滑りになっていて、書かれてあることとは無関係に「自分なら」で答えを書いたり選んだりしてしまいます。
 当然のことながら、答えるべきは「自分」ではなく「登場人物」についてですし、しかも「~なら」の想像ではなく「書いてあることば・文章」によって根拠づけられていなければなりません。人物の気持ちはたいてい心情を表す語句に基づきますし、因果関係も人物の言動などでたどれます。これを読み取るわけです。

 物語で描かれている場面、その状況での人物の気持ちの理解は、やはりそれに近い経験が自分にあるかないかが大きいでしょう。ただし、似た経験があっても自分の気持ちではなく、あくまで人物の気持ちを書かれてあることだけに基づいて理解することが読解のポイントです。
 ここでちょっと難しいのが自分の経験したことがない心情場面、知らない心情表現です。ことばと裏腹の心情、相手への皮肉や本当の気持ちを隠した言動など、今の段階の自分にとっては教えてもらわなければ理解できない、あるいは教えてもらってもわからない文章もあります。

 年々、子どもたちは多くの経験をし、様々な心情を理解できるようになり、しだいに読解力も向上していきます。これが「大人になる」ということでしょう。そういう意味では、文章読解はことばを通して大人に近づく背伸びを求める学習だといえると思います。あせらずに努力を続けてください。

 実際、ことばは世界を広げていきます。自分の語彙を増やしていくことは国語力ばかりか人間としての成長にとっても非常に重要なことです。しかし日本語の語彙は多岐にわたり、さまざまなタイプのことばを理解していかなければなりません。
 中でも漢語は中核となる大事な領域です。私は授業で漢字の成り立ちを学ぶ「六書」の考え方を軸に漢字指導を行い、単なる暗記ではなく漢字をパーツに分類して構造的体系的に理屈で漢字を理解し、また発展的に応用できるよう指導を心がけています。

 たとえば、「枝」という漢字は「木」へんとつくり「支」(「シ」の音はこちら)から成り、まさに木から分かれ支えるものが枝です。また、紛らわしい漢字に「復・複・腹」がありますが、音はすべてつくり「复」の方の「フク」です。「彳」へんは「道」であり「往復」の通り「またもどる」の意味、「衤」へんは「衣」であり「重ねる」や「こみいる」の意味、「月」は肉月で体の一部を表しています。
 もう一例だけ挙げますと、「構・講」。音はつくり「冓」の「コウ」で、見た目からも組み上げたもの、仕組みを意味します。「木」へんはかまえを、「言」へんはことばを表します。だから、「構」は「構造」などに、「講」は「講演」などに使われているというふうに説明していきます。

 実は漢字一字の意味を理解するには、今もそうしたように熟語に言い換える方が、意味が明確になります。だから、漢字と熟語を組み合わせたり言い換えたりしながら、また同音異字はグループで理解していった方が覚えやすいですし、理屈がわかりその応用も利くのです。こんなふうにして自分の語彙を広げていってください。

5年生は夏は記述克服、またミクロな文章読解術で成功体験を

 5年生は、夏期講習では記述問題に重点的に取り組んでもらいます。テキストは二段構成になっていまして、初めに基本問題として選択肢や抜き出しの問題が並んでいます。そして、そのあと発展問題として同じ箇所が記述問題として再設定されています。
 授業が日程的にも十分あり、毎回連続して取り組んでもらうことにより、書くこと自体に慣れてもらいます。書くのはめんどうだ、あるいは慎重になりすぎてどう書けばよいかわからないといった、いわば「書かず嫌い」をこの夏に克服していきましょう。

東大寺プロジェクト国語リーダー 東口 聡

 長文記述が毎年出題される大阪星光学院や東大寺学園などの難関中入試では必須のスキルであることはもちろんのこと、他の入試でも記述問題は的確に書きさえすれば部分点がもらえ、かえって選択肢や抜き出しの問題よりも確実性の高い得点源となるのです。このことを、書き方のポイント伝授を含めて、採点指導をする中できちんと伝えていきます。

 文章読解ということでは、5年生以降、いよいよ入試レベルでのミクロそしてマクロのスキルを磨いていきます。ミクロの観点ではまず文法です。文法はすでに学習していますが、5年生ではそれが高度になります。文法と聞いただけでわからない、難しいと思う子もいます。しかしそれは文法学習の広がりを知らずに単独で考えているからなのです。

 文章のより正確な読み取りには、ミクロの観点も必要です。4年生までの文章は子ども向けとされる文章を中心に読んできました。5年生では素材文自体が入試レベル、つまり大人向けの文章になっていて、当然読む技術も磨く必要があるのです。
 そこで文中の助詞や助動詞に、時にはマークして立ち止まりながら注意して読み取ることが必要になります。たとえば、この「ばかり」は限定か程度か、この「ながら」は同時か逆説か、同じことばでも文脈で意味が変わるのです。文法を文法として学習する一方、文章読解、文脈理解に必ず還元しながら相互的に学んでいきます。

 素材文の高度化ということでは、それは4年生までの「説明文」から「論説文」へと変化する論理的文章に典型的に表れています。事象のフラットな説明から、筆者の意見や主張が多く盛り込まれた、複雑かつ難解な内容へと変貌します。
 子どもたちにとって身近ではないテーマについて書かれた大人の文章を、最初は難しく感じるのは当然のことです。しかし内容を理解できれば興味が持てるものも少なくはありません。アプローチの方法が肝心であり、恐れずていねいに読み込んでいくことが大事です。

 ざっくりといえば、論説文の全体の構成は初めが問題提起で、最後が結論でしょう。いくつかの形式段落があって、それぞれどういう役割を持った段落か。例示か、反論か、つながりを探っていきます。形式段落の冒頭ほか、文中の接続詞がまず読解のキーワードとなります。これも文法知識につながっています。

 次に、文脈を理解していくのにキーになるのが因果関係、そして指示語です。読み取りの中で、前に述べた助詞もキーになります。たとえば、文末の「か」。単なる疑問か、それとも反語か。もし反語なら、前の意見に反論を始める宣戦布告となる筆者の問題提起ではないのか。それなら次に筆者の主張が書かれてあるはずだ、などと「か」一語に注目するだけで読解が深まります。

 無限に思える多種多様な論説文にも、一定の論理展開、また接続語やキーワードによる読解ポイントにはパターンが見出せます。私たちはしっかりと準備をして指導計画を練り上げた上で授業を進めています。習得した読解手法が別の文章でも適用できることを実際に解くことで確認してもらいます。

 こんなふうにして「読めた」という「成功体験」を1つずつ積み上げてもらうことが何より大事なことだと私たちは考えています。このことは論説文の読解に限りません。漢字など語彙についても、物語文の読解についても、そして記述についても同様です。1つずつ自分の得意、「できる」を広げていってほしいと思います。

6年生は文章テーマのテンプレートを学び、マクロの読解力を

 夏期講習を含めて、6年生の国語学習における大きなテーマは、文章全体で展開される主題思想やテーマのテンプレート(ヒナ型)学習です。すなわち、主題や主張を追うマクロな読解手法を系統的に学ぶということになります。
 映画やドラマ、またマンガにはよくある展開パターンというものがあります。主人公をはじめ主な登場人物の設定、事件の発生、そして「やっぱり」と思うような結末とか。物語文・小説にもやはりパターンというものがあります。どういう主題・テーマが語られるか、どんな人物設定が行われるか、事件にどう対処するか、結局どうなるのか、などです。

   

東大寺プロジェクト国語リーダー 東口 聡

 実は中学入試で出題される物語文や小説には、たいていはですが、ある傾向が確かにあります。まず主人公は個人情報(性格・生い立ち・境遇・外見等)を有した子どもです。ただし、子どもといっても小学生から高校生くらいまで精神年齢の幅がかなりあります。脇を固めるのは一部の個人情報しか書かれていない友人か兄弟か。両方登場することも多いですが、どちらに重点があるかで主題は変わります。
 そして重要な人物となるのが周りの大人たちです。まず両親です。親戚が登場することもあります。さらに近所の大人、両親の友人や関係者、事件で初めて出会う大人たちもいます。大人が重要というのは、彼らの心情を理解することが必ず設問となるからです。そんなとき、あるいはそのことを「大人はどう思っているのか」です。

 主題としてよく取り上げられるのは、友情、親子や兄弟など家族です。ただし、中心場面はハッピーエンドではなく、織りなされては消えていく「枷(かせ:自由を束縛し邪魔をするもの)」によるその崩壊と回復過程です。そして隠された本当の主題は、事件を通しての主人公たちの信条の変化、つまり人間的な成長なのです。

 どんな素材文を選び出題するかには、出題中学校の意図や思想が明確に示されています。たとえば東大寺学園の出題は、毎年さすがは東大寺学園という意気込みが感じられます。主人公の子どもが一度は挫折するのですが、くじけずに立ち上がり、再び目標に向かって前進を始める、いつもこういうストーリーです。
 学校が受験生たる小学生に求めているのは、その場面場面での主人公たちの心情を、文章に沿ってどれだけ理解できるか、共感できているか、他者の気持ちがわかっているか、また周りの大人たちの自分への思いやりが理解できているか、という他者理解です。当の東大寺学園の先生が「面接の代わり」に出題しているとおっしゃっているくらいです。

 どんな素材文を選び出題するかには、論説文についても同じことがいえます。それぞれの中学校が求める小学生像が投影されています。
 論説文、論理的文章についてのテンプレートは、文学的文章のものとは違い、文化論や言語論、読書論や芸術論、環境論や社会論などといった文化・社会論になります。テーマ内容自体が難しいですので、どんな主張がどんなふうに展開されることが多いのかという大人の世界のいわば「常識」をまずは理解していくことが基本になります。筆者の主張を理解するという行為も、他者理解以外の何ものでもないのです。

 その上で、論理的文章の読解スキルを発展させていきます。文学的文章のようなストーリーはありませんが、論理展開や構造の常道や典型、つまりパターンはあります。たとえば、多くは筆者の主張は「反論」として展開されます。つまりその前に「ある意見=覆すべき主張」があり、議論をもし図表にして整理すればそれぞれの主張は対になっているはずです。

 また、筆者は読者にいっそうよく訴えるために具体例を必ず盛り込んでいます。議論の整理のためには、これら具体例や事実、それと抽象化・一般化された意見や主張を仕分けていくことも重要です。特に随筆系の文章では、ある具体的な体験をきっかけにして始まることが多く、事実と意見も入り組み、議論が少しわかりにくくなっていることがふつうです。

 さらに、言い換えによるくり返しが多いのも特徴です。言い換えは具体化と抽象化・一般化をくり返します。文から語句へ、また段落から文や語句へと。その際、接続詞の「つまり」などに注目していくとよくわかります。難しいのは、文脈が遠く離れたところにある言い換え表現です。しばしば設問として問われることが多い言い換えですので、これは重要です。

 以上のように、文学的文章であれ論理的文章であれ、マクロからミクロへ、またミクロからマクロへと、読解力を深めていきます。さらに、秋からは実戦的な入試演習を行い、入試本番に向けて仕上げていきます。
 国語は同じ問題は出題されないとよくいわれますが、汎用性のある読解練習はできます。入試で実力を発揮できる国語力をつけることは可能なのです。この夏、じっくりと読解力の練磨に取り組んでいきましょう。ご期待ください。

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2017夏・算数学習へのアドバイス

東大寺プロジェクト算数リーダー 奥原 圭貴

3年生は楽しみながら学び、算数が好きになることが大事

 算数学習において、3年生は知的好奇心と学習を進めるために基礎となる力を両立させながら、楽しく養い育てていく学年段階だと考えます。人には本来学びたいという本能、知的好奇心がそなわっています。それを満たすために問題を解く、授業を聞く、それによって新しい世界を感じとる、これが一番健全な学習の姿ともいえます。

 3年生という段階では、テスト結果、学習の行儀や作法といった目に見える部分ばかりを追い求めすぎてはいけません。学習を進める根本動機となる、算数が好きになること、好奇心を育むことが将来に向けて何よりも大事なことです。
 ただし、「解いたらおしまい」では、本当の学習の楽しさは味わえません。知った知識や技術を自分の中に取り入れることができないと次のステップに活かすことはできません。そのために必要なのは、計算や読み書きなどの作業力、何度も考え直して問題に取り組む集中力など、学習を進めるために基礎となる力です。
 知的好奇心とこの基礎となる力をバランス良く育むことが大切です。今は1問1問に時間をかけられる余裕もあります。算数を解く楽しさをたっぷりと味わうとともに、良い学習習慣を少しずつ育んでいってください。

 また、夏期講習には「円と球」「三角形と角度」「立体図形」といった図形のテーマがありますが、図形もしっかり楽しんでください。テキストの図形だけでなく、家にあるいろいろなモノも、正面から見たり、上からながめたり、さらに展開図にしてみたり…。立体を平面に、平面から立体へと、そんなふうに好奇心を持ってモノを見るクセをつけましょう。図形や空間に対する認識の豊かさにつながります。

4年生は受験算数の基礎。解法の意味と正しい習慣づけを

東大寺プロジェクト算数リーダー 奥原 圭貴

 4年生では受験算数の基礎を学びます。代表的なテーマは、和と差の文章題、規則性、平面図形です。5年生内容への土台となるものや、そのまま入試問題でも使えるような知識を学習していきます。だからこそ、単に答えを求めるのではなく、なぜそうなるのかという意味を考えながら、また正しい習慣づけをしつつ、じっくりと学び取ることが重要です。

 文章題では、つるかめ算や平均算といった中学入試ならではの特殊算を学びます。これらはいずれも2つの不明の数を求めるもので、数学では連立方程式で解を求める問題です。算数ではここで面積図などの手法を用いて、判明していることと不明なことを図示します。与えられた条件関係の視覚化、つまり思考過程の「見える化」です。図に表してから考えるのです。

 速く解きたい子は、解き方が一度わかるとこのプロセスを飛ばして答えだけ書きがちになります。しかし、自分の思考の見える化、客観化をそのつど行う習慣づけが大切です。図を描くというのは単に答えを出す手段ではなく、自分の算数力を磨くという目的に対しての有効な道具なのです。

 次に、規則性や場合の数についてです。これらのテーマは、「モノの値段や個数」と同じく、「何番目、何通り」といった分離量を扱います。しかし、規則をすばやく見つけるには条件の整理や可視化が必要で、数列ならば数字の上に番号をふる、場合の数なら樹形図を書き出すといった「見えていないものを可視化する」という作業が大切です。

 一方で、規則や決まりが見つけにくいときには、自分の力で数をどんどん書き出して答えに辿り着くという、転んでもただでは起きないしたたかさも必要です。入試では今まで見たことがないような規則や条件が出題されることもあります。つまりこのテーマでは、定石どおり可視化していく手法の習得と、ひたすら調べ上げるたくましさやねばり強さの両方が大事なのです。

 平面図形では、角度の問題や直線図形の面積公式など、今後の図形テーマの土台となる内容を学習します。まだそれほど複雑な図形は出てきませんが、学習の仕方によっては力のつき方が大きく分かれる重要なテーマです。
 図形の基本はフリーハンドで正しい図が描けることです。定規を使ってもいいのですが、なしでもちゃんと描けるかどうかです。よく「ていねいに、きれいに描きなさい」と注意されますが、それは的を射ていません。角度や長さなど条件が「正しく」描かれているかどうかが重要なのです。

 特に、入試では「作図の学校」といわれる東大寺学園をめざすなら、図形への深い理解と親しみを持ってもらいたいと思います。深い理解ということでは、面積を求める公式を覚えるのではなく、そこに込められている意味合いを納得がいくまでじっくりと考えてみるといいでしょう。多面的なものの見方が育ちます。

5年生は重要な「比」を学ぶ算数の山場。学習姿勢の立て直しも

 算数にとって5年生は最も留意が必要な学年です。というのも、4年生までの算数は、前述したような「モノの値段や個数」など、整数値で計算できて具体的にイメージしやすい問題がメインだったのに対し、5年生の学習は「割合・比」という連続量を中心とした抽象的なものを使って解くテーマが多くなるからです。

 4年生の頃に、授業で習った考え方や解き方よりも自分の感覚優先で解いていた子どもたちは階段を踏み外す場合があります。それまでなら大丈夫だった自分なりのやり方、つまり我流が通用しなくなるのです。「中学受験公開模試」と「到達度判定テスト」で大きく成績が違う子(「公開模試」の方がよくできる)にこのタイプが多いと思います。

 解決方法は? ずばり、基本に立ち返ることです。まず、授業をしっかりと受けること。「それは知っている」とか「あとで、自分でやる」とか思わないで、いま目の前の先生の話をよく理解しようとすること、そしてそれをノートにきちんと書き残すことです。
 次に、家庭学習でも基本行動を再確認し、実行します。まず、宿題をためて次の授業直前になってから一度にやるのではなく、授業の翌日には行います。最初にテキストとノートを見直し、正しい解法フォームをなぞります。それから練習(宿題)という順番です。やりっぱなしにせず、必ず丸つけをし、間違いはやり直します。これが「学習の基本」のはずです。

東大寺プロジェクト算数リーダー 奥原 圭貴

 さて、5年生の夏はまさに算数の山場の覚悟でがんばってもらいたいです。夏期講習の中でも最重要となるのは、「比による解法」を完成させていくことです。比による解法は、これまでずいぶんと手間と時間がかかった文章題や図形での計算を大幅に軽減してくれ、それはあっと驚くほどでしょう。
 夏前半の「文章題と比」のテーマ群では今回が3回目の学習となって、いよいよ仕上げの段階を迎えます。これで、平易な入試問題なら十分に解けるレベルに到達します。後半は「図形と比」について理解を深めていきます。これも入試頻出の最重要テーマ群です。

 このように夏に「比による解法」を一通り身につけた後、2学期最大テーマとなるのは図形です。特に「平面図形の移動」「立体の切断」が関門となるでしょう。ここで効いてくるのがこれまで培ってきた図形への親しみ度合いです。立体を平面に、平面から立体へと、感覚と想像力をどれだけ働かせてきたかが問われます。

 毎日学習できる夏は学習内容だけではなく、学習スタイルの再点検にも最適です。良い学習習慣、土台づくりは大きな力となります。この機会に自分の学習の進め方やフォームを改めてチェックし、基本に戻って立て直しましょう。そして、秋からは受験生たる6年生に向かって飛躍を遂げてください。

6年生はこれまでの学習の集大成。悔いを残さない夏に

 6年生の夏はこれまでの学習の集大成となり、この夏で志望校合格に必要なインプット学習はいったん完了します。そして入試まであと半年となった秋からはアウトプット、すなわち実戦力練磨のシーズンに入っていきます。
 志望校合格に対して、今の自分で完璧だと思う人は少ないと思います。やり直したいことがあるのなら、やり直せる最後の機会です。悔いを残さない夏にしてもらいたいと思います。5年生のところでも述べましたが、つまずいたときはためらうことなく基本に立ち戻り自分を見直すことです。今からでも間に合います。

 夏期講習には、自分はどのテーマに注力しなければならないのかをきちんとチェックした上で、授業をはじめすべての学習に臨みましょう。限られた時間しかありません。浪費しないことが大切です。また、夏の集結特訓には、自分はどんな受験生になりたいのかを考え、そういう受講生としてふるまうことにチャレンジしてみましょう。きっと得るものがあります。

 難関中をめざすクラスでは、この夏に、大阪星光学院の必須正答および合否分岐となる問題の大半、西大和学園の前半の問題に対応する型の問題のインプットを完了します。これらは『算数大全』が第一義的にカバーする領域で、ほぼ類型的に思考、解答が可能な問題群です。以下、これらを難関中合格のための土台となる「根本問題」と呼びたいと思います。

東大寺プロジェクト算数リーダー 奥原 圭貴

 夏明けからは、この根本問題の理解の上に立って、西大和学園中入試の後半問題と東大寺学園中入試問題の領域へと踏み込んでいきます。西大和学園では、根本問題の型にさらに諸条件が付加されて長文問題となり、知識の活用力を測るより高度な出題となるのがパターンです。
 また、東大寺学園では、根本問題の型がわかるようなスタイルで出題されることはほぼなく、新味の条件が加えられたり逆に条件が隠されていたりするなど、いっそう複雑な表現をとり、これまで見たことがないような型の問題として出題されます。受験生は問題の構造を読み解き、捨象できる条件をそぎ落とし、自分の知っている根本問題に引き寄せてようやく解答を導き出せます。難関中の算数はこのようにできているのです。

 さて、8月最終週からは後期日曜実戦が志望校別クラスとして始まりますが、各クラスとも「得点力」アップがカギとなります。学力はそのまま「得点」とはなりません。自分が解ける問題を選択し、実際に時間内に正確に解けたものだけが得点にカウントされます。これを実現する力が得点力です。
 日曜実戦「東大寺クラス」の算数は2講座編成で、1つは東大寺学園を含めた難関中対策の実戦テーマ学習、もう1つは東大寺学園中入試対策演習です。どちらも作図、そして記述練習に重点を置き、得点力向上のために解答用紙の使い方から指導していきます。

 大事な秋は6年生にとっては小学生として最後の秋でもあります。志望校別模試など模擬試験もたくさんあります。学校行事も目白押しです。体調や学習リズムを乱しがちです。だからこそ、夏にやるべきことは必ず夏に仕上げてしまいましょう。後回しにしてはいけません。受験生の夏を良いものにしましょう。思いっきりがんばって、あなたの願いを自分で叶えてください。能開センターの先生たちが君たちを全力で応援します。

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