「良問とは何か?」…その判断基準ともいうべきものを示す段階です。
入試問題をみかけだけでいろいろ判断するのは禁物です。かつて、昭和初期の受験参考書(*後述)に「長文算」というテーマ設定があったことをご存知ですか。これが本当に字数が多くて、みかけだけでやる気がなくなってしまうような問題でした。しかし、このテーマの冒頭(ぼうとう)にあった「受験者が冷徹(れいてつ)な頭脳をもっているかどうかをみるため」の出題であるとの記述が示唆(しさ)するものこそ、いかなる類の問題にも敏感(びんかん)であるべき「頂への算数」が検討し形式化すべきものだといえましょう。そうです。‘何を冷静に見ぬき、どうまとめるか’これが今回の着眼点なのです。
そこで本年第3回目は、受験生にとって、いやその保護者の皆さまにとっても関心の高い、文章題のあつかい方にスポットをあてて、学習履歴(りれき)と問題対応力との相関性を考えるという趣向(しゅこう)でいきたいと思います。
それではどうぞ… |