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まず・・・

解説

 実はこの中に一つ、単純にしておもしろいしくみをもった漢字があります。それが、‘森’です。もしこのとき、最初から「『もり』という漢字を書いてください。」という問題だったらどうなっていたでしょう。間違いなく意味の浅い問題になっていたはずです。それはなぜか。訓読みが日本読みであるという証拠であると同時に、はっきりとした目的と必要に応じて漢語を日本語化した証拠でもあるからです。したがって、漢字本来の力に制約を加えないために、音読み故のバリエーションをここでは使い切っていきたいと思います。

解説

 同じ漢字を3つ、俵積みに組み合わせただけなのですが、構造の意味するところは同じです。ただ、‘品’や‘晶’については間接的に成り立ちが意味に影響していることはいうまでもないことです。ここでもう一つ、こんな漢字をご存知でしょうか。

馬3つ

確かに、こんな漢字を使うことはありません。しかし‘森’に象徴される「何かの集まり」という前提は同じで、この場合は馬の群れを表す「ヒョウ」という読みの漢字です。上に列挙した漢字は、音読みを付記している通り、そのほとんどが日本では使われていませんが、その理由も構造的意味あいにあるといえます。この形の漢字は、日本の事情になじまないというところでしょうか。 ついでながら、‘脇’や‘桑’などのように部首に伴われてこの構造態となっている漢字にも着目してみることをお勧めします。その漢字の意味上の性質と成り立ちがやはり共通なのです。

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