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公立高校入試の動向

ゆるぎない学力の養成とともに、進路および志望校の決定について熟慮が必要です。
ここ数年の大分県の公立高校入学定員を見てみますと、かなり細かく年度によって受験者数を判断し、その増減を行っています。2012年度の入試では大きな定員数の増減はなかったものの、野津高校の募集停止と大分南高校の福祉科新設という変化がありました。これは大分県の高校改革推進計画後期再編整備計画の一環であり今後も定員数の増減や統廃合が進むことを考えると、受験生と保護者にとっては今以上に予測し難い悩ましい志望校選択を強いられることが予想され、受験情報に関しては一層の収集と分析を行う努力が必要とされます。また普通科高校入試においては、面接試験を実施する高校が減り、より学力(調査書含む)重視の入試になっていることから、中学校の早い時期からの学力向上が要求されます。さらに上位レベルの高校で見ますと、他県では公立高校入試においても各高校独自に作成した問題による入試がすでに始まっており、その波が大分にも押し寄せてくるのも遠い将来とは言えず、上位レベルの高校へ進学を希望するには入試問題そのものの難化に耐えられる学力の育成がますます必要となってくると思われます。現在の入試問題においても合格基準点は下がっていないものと考えられ、また、高校入学後の数学の進度にも見られるように高1の早い段階で、いわゆる高1内容の学習を終えて高2内容に入っていくという履修の高速化が近年顕著に見られることからも、自身のその先の志望と適性をしっかりと見つめ、ゆるぎない学力を育成していくことがますます重要となっています。

募集定員と倍率

■公立高校・出願状況(過去3カ年)2011年度入試では県内トップの上野丘高校の倍率はほぼ横ばいで、舞鶴、豊府といった高校の倍率が下がりました。受験生にとっては合格をより確実なものにしたいという思いから志望校レベルを下げるといった動きがやや多く見られ、大分市内の高校の定員数減少もあって成績中位層の受験生が志望する高校の倍率が全体的に高くなる傾向が続きました。2012年度は2011年度の上野丘、舞鶴、豊府で下がった倍率の影響を受ける可能性があります(2012年度の入試結果につきましては7月実施予定の『公立高校入試分析会』にて詳しくお伝えします)。

公立高校の入試出題傾向

基礎内容の把握と定着を意識することが点数アップの鍵となります。
昨年の大分県公立高校入試問題の出題傾向を見ますと思考力、表現力、発想力を問う問題が増えてきています。またそれぞれの問題は基礎問題から応用力を試す問題までバランスよく出題されます。ここで得点の柱となるのは『基礎問題の確実な解答』です。授業時間の削減などもあり、科目によっては基礎的内容を十分に演習しきれないまま受験をむかえる学校もあります。基礎問題をミスなく解くためには学習内容の把握だけではなく、問題を解けるようになること、すなわち『定着』を意識した演習量の確保が必要です。

■公立高校入試・科目別平均点(各教科50点満点)

推薦入学者選抜

2倍を超えることもある推薦入試に過度の期待は禁物です。
定員の50%〜100%の範囲で実施される「推薦入試A」(実施学科:別府羽室台高校外国語科・大分舞鶴高校理数科など)と、普通科10%以内、専門学科15%以内、総合学科30%以内で、入学定員に対する募集人員を各校が定める「推薦入試B」があります。平成24年度は2/7、2/8にて面接・小論文を中心に実施されました。倍率が2倍を超えることもあり、推薦入試に過度の期待を持つことはせず、高校内容をこなしていくため、入学時に必要とされる学力をしっかりとつけておくことを念頭に、まずは一般入試での合格を目標に受験対策を進めていくべきです。

志望校合格に必要な対策とは…

上記のような高校入試の動向から、「志望校合格」に必要なキーワード(対策)が浮かび上がってきます。

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