高校入試情報
高校入試の動向
変化する「岡山県立高校入試」、変化する「岡山県内私立高校入試」
岡山県の県立高校入試の大きな特徴として①総合選抜制度の廃止 ②独自入試問題の導入 ③自己推薦入試の導入が挙げられます。単独選抜へ移行して12年が経過し、この間理数科などの新しい科や人文系・自然科学系コースの新設、単位制の導入、スーパーイングリッシュハイスクール・スーパーサイエンスハイスクールの指定など各高校の特徴が顕著となりました。統一学力テストの県立高校合格者の平均偏差値を調査したところ、岡山朝日・岡山城東・倉敷青陵高校の平均偏差値はほかの高校を大きく超えており、高校受験の段階で、学校間の格差が明確になってきているとも言えます。大学進学を見越しての普通科志向の高まりで、普通科高校での高倍率も目立ちます。しかしながら、商業科・工業科・家政科といった実業系の学科においても依然として高い競争率であり、将来を見据えた早めの志望校選びや受験準備が必要となってきます。
岡山県内の私立高校にも様々な特色が見受けられます。例えば、明誠学院高校は2005年度より普通科特別進学コースに医歯薬系をめざすⅢ類を設置、関西高校は2008年度より国立進学コースで5教科入試を開始、就実高校は2009年度に特別進学コースを男女共学化し、2012年度から難関私立大学をめざす特別進学チャレンジコースを設置しました。また、2010年度にはベル学園が創志学園へと名称を変更し、新たなコースを設置したり、学芸館高校が清秀中学校を併設したりするなど、各私立高校は毎年のように学校の特色作りのために工夫を行っています。これらの変更は、多くの場合、大学進学を見据えて生徒の学力を向上させることを目的としています。入試制度の面でも、受験教科の選択制や、2日間実施される入試の中で複数の科やコースの受験ができること、また受験料や入学金、授業料の減免などの特色があります。大学進学に力を入れるための特別進学コースの充実を図る一方で、商業、工業、福祉、芸術といったコースでの資格・検定の取得支援や、専門分野における高いレベルをめざす指導など様々な特色を見出すことができます。
入試情報
2004年度より岡山朝日・岡山操山・林野で導入された「独自入試」でしたが、現在では岡山朝日(英語・数学・国語)のみで実施されています。「独自入試」問題からは学校が生徒に期待する力を読み取ることができます。期待する内容は「高校入学後に通用する学力」であることは明らかであり、「独自入試に向けた学習=高校入学後も見据えた特別な対策」が必要となります。
自己推薦入試は2005年度より導入されました。現在すべての学科・コースで実施されています。志願をすれば基本的に受検をすることができますが、普通科の場合、募集定員に対する上限比率は20%、理数科や商業科、工業科といった学科では50%となっており、依然として約3倍から10倍の高倍率となっています。その高校を希望する生徒のほとんどが自己推薦入試を受検していることが推測され、仮に自己推薦入試で合格内定にならなかった場合でも改めて一般入試に出願できます。そのため、多くの受験生にとっては一般入試前に希望する高校に一度チャレンジする機会になっているようです。

志望校合格に必要な対策とは…
上記のような高校入試の動向から、「志望校合格」に必要なキーワード(対策)が浮かび上がってきます。

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