責任者からのメッセージ

私たちは「自主・自立」の姿勢の育成を常に心がけています。

滋賀県責任者

村蒔 亮

社会に出てからは、①自分の強みを知り、その強みを活かすこと、②自ら問いを立て、その解決のために力を尽くすこと、③自ら道を切り拓こうとする意志と実行力を持つことがカギとなります。

志を高く持ち、自ら学び、自ら考え、自らの判断で行動できる人物の育成。
──私たち能開センターの創業当時から大切にしている教育理念です。

子どもたちが社会に出た時活き活きと活躍できるかどうか、いったい何がその原動力となるのでしょうか。それは、小学校から中学校、高校、大学時代を過ごす中で、自分の好きなことをとことんやってみて、たくさんの失敗を重ねながら自分の強みを知ることではないかと考えます。自分の強みを知ることで、少しずつ自己肯定感を高めていくことが大切です。

これからの子どもたちが生きる時代は、正解が1つではない、もしくは正解がない世の中となります。世界共通の「新しいものさし」、SDGsが象徴するように、多様な人びととつながり、その中でいかに自ら問いを立て、その解決のために力を尽くす、自ら道を切り拓く強い意志や実行力を持つことで、社会に貢献できる人物になってほしいと心から願います。

もちろん、子どもたち自身と保護者の皆様がいま第一に求めるのは「学力の向上」や「志望校合格」にほかなりません。私たちは、入試や学校情報の徹底的な収集と分析、それらに基づく指導システムの構築と更新、また核となる授業を磨きながら一つひとつの具体的な指導を通して、そのご期待に応えてきました。

その一方で、私たちは一人ひとりの子どもたちと向き合う上で、「自ら学ぶ」「学習し続ける」姿勢を育むことを常に心がけてきました。授業内外での子どもたちや保護者の皆様への働きかけにおいて、さらに教材・テスト制作・情報提供など私たちの教育活動全般にこの考え方を反映させています。

私たち能開センターが日本各地で多くの支持をいただくことができ、また今や卒業生の多くの方々が社会の多方面で活躍されているのは、目の前の受験合格のみにとどまらずその先をも見据え、「自主・自立」を促しながら、「学習姿勢」と「本物の学力」の育成に力を注いできた賜物であると自負しています。

変化の激しいこれからの時代を子どもたちが力強く生き抜いていくために、「自ら学ぶ」「学習し続ける」姿勢を私たち大人が自ら示しながら、学生時代だからこそできる、またそこでしかできない一度切りの学びを大切にして欲しく思います。私たちはこれを通じて、お子さま方、保護者の皆様をしっかりとサポートしていければと考えます。