授業・指導力

学ぶおもしろさが伝わる授業

学力を伸ばすという目的に加え「学ぶおもしろさが伝わる授業」を指導者は追求します。
能開センターがめざすのは「厳しさ・熱気・大笑い」のある授業です。
「学ぶことはおもしろいものだ」と実感できると、新しいテーマや難問にチャレンジする気持ちが生まれます。
また、「こんな考え方もあるのか」という気づきは、発想の幅を広げます。
「厳しく、緊張感があるけど楽しい」「とても自信がついた」と思えるのが能開センターの授業の魅力です。

ホームルーム

クラス担任は授業の前後に「ホームルーム」を行います。話題は最先端の科学のニュースや、親と子のコミュニケーション、受験の心構えなど、さまざまです。
子どもたちの興味を喚起する話題を元に、ヤル気と集中力を引き出し、限られた時間で最大の学習効果を上げられるよう、指導にあたっています。

授業の進め方

「わかる」から「できる」レベルへ高めるための学習サイクルがあります。
授業では、「導入(説明)」→「展開(演習)」→「定着(解説)」のサイクルを繰り返します。問題を一問解いて分かったと思っても解ける力がついたわけではありません。類題を繰り返し解くことではじめて力がつきます。さらに、子どもたちへの発問を通して、知識をアウトプットする訓練を行い、子どもたちの学力を「わかる」から「できる」レベルへ高めていきます。

指導者の3つの力

授業力

夢と体験を熱く語る授業
指導者自身の失敗談などを熱く明るく語り、子どもたちへの励ましを加え、皆で笑える余裕をつくりながら授業を進めます。指導者の経験を疑似体験することで子どもたちの視野が広がり、夢や目標をもち、計画や努力をする姿勢が生まれます。
ストーリー性のある授業
授業を一つのコンテンツと見立てて、先を知りたくなるような起承転結のある一連のストーリーを作ります。その筋書きを元に、教室という場の雰囲気に合わせて波をつくりながら自然と集中できるよう授業を展開します。
キャッチボールのある授業
さまざまな発問を投げかけることで、子どもたち自身にしっかりと考えさせます。一つの回答に対してさらに深める発問を別の子どもに投げかけ、クラス全体が頭をフル回転させ考える環境をつくり出します。

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担任力

子どもたちの様子をしっかり把握
成績はもちろん、日ごろの学習態度や子どもたちの性格や特性をしっかり把握し、成績アップに向けて具体的なアドバイスを行います。
最適な学習法の提案
原則としてお子様の授業を担任する指導者が担任となり、様々なやり取りを保護者の方と行います。クラス担任は各教科の指導者と緊密に連携して、一人ひとりの生徒の学習課題改善に向けた指導を行います。
学習習慣の管理と改善提案
入試から逆算して計画を立て、家庭学習のやり方を含め、個々の学習状況を踏まえた指導を行います。各学年・クラスの学習目標に応じ、スモールステップで課題を設定し、その課題がクリアになれば次の課題に進めるように指導し、改善提案を行います。

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分析力

入試問題を設問ごとに分析
教科ごとに、一つひとつの問題が「なぜ難しいのか」、その考え方や解き方に注目し、難易度を分析して教材制作や指導に役立てています。
データに基づく指導法の研究
同じ単元でも学年・クラスによって授業の深度が異なります。それぞれの学習習熟度に合わせた指導法を研究し、教科指導力を高めています。
一人ひとりのテスト結果から
学習課題の把握
個々のテスト結果を見て、どの問題から間違い直しをする必要があるのか、分析データをもとにそれぞれの弱点を克服できるよう学習指導を行います。

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高品質な授業を維持
するための授業アンケート

能開センターでは、毎年定期的に「授業アンケート」を実施しています。
子どもたちと保護者の方にご記入いただくアンケートは、教育本部で集計され指導者にフィードバックされます。
指摘やご意見を受けた場合は指導者への研修を実施するなど、皆さまの声を速やかに反映させる体制を整えています。
授業アンケート用紙は指導者一人ひとりの授業が「わかりやすいか」「楽しいか」「成績が上がるか」など5項目について、子どもたちや保護者の方に評価いただいております。

能開オリジナルの
学習サポートツール

能開ダイアリー

目標を達成するためには、自分の意志で自分の計画を立てることが大切です。能開ダイアリーは宿題の進め方を書きとめる手帳としても活躍し、「目標に向けた計画の立て方」を学ぶための重要なサポートツールです。社会に出てからも必要とされる「目標設定」と「自己マネジメント」の力を育てます。

パワーアップノート

テストや授業の分からなかった部分や間違った問題ばかりを集めてパワーアップノートに整理して記入し、「自分だけの参考書」を作ります。同じ間違いを繰り返さないよう、どこでつまずいたのか原因をつかむために記録します。
着実に力をつける能開のノート指導の一つです。

授業研修

集中会議

能開センターは、“日々進化する授業”を追求しています。
子どもたちへの動機づけ、読みやすい板書、聞き取りやすい発声、目線の配り方など、いわゆる“型”としての「授業研修」を行っています。しかしそれだけでは子どもたちがもともと持っている能力を引き出し、伸ばすことはできません。また、第一志望校やさらに上位の学校に合格させることもできません。さまざまな研修・会議を校・エリアを越えて定期的に実施することにより、豊かな人間性、幅広い「技」や「知見」を指導者同士が共有し、各校・各クラスに戻って以前よりも“進化した授業”で子どもたちへの指導にあたっていくのです。

指導者会議

クラス別授業担当者会議

毎月のテスト後や講習前に、各科目の指導者が集まり、一人ひとりについて教科や単元ごとにどのような弱点があるのかを共有し合います。その上で、子どもたち一人ひとりに最適な学習方法を提案するのです。

教科会議

指導者が下記内容について話し合い、発表します。

  • この単元でよい授業をするためにどのような準備をすればよいか
  • この類題をどう説明すれば子どもたちに早く理解させることができるか
  • この原理はどのような板書をすれば子どもたちの印象に残すことができるか
  • 学年ごと、クラスごとに、もっと効率のいい指導法はないのか

分析会

指導者が下記内容について話し合い、発表します。

  • 最難関校の入試問題の本質を分析する
  • 最新の入試問題傾向と変化を分析する
  • 学校ごとの出題の特徴を把握し分析する
  • テストデータを活用した指導法を研究する
  • テキストの解答解説をよりよいものにする