高校受験準備コースの教科指導方針 [小学生]

算数

問題の原理原則を理解することで応用力を養成

● 小5・6ゼミテキスト

下記は算数授業の一場面です。

  1. 先生

    今日は「割合」を簡単に考えてみよう。
    今から黒板に問題を書くから、ノートに写して答えを考えてごらん。
    〈問題〉 太郎君は1.2mのひもを、次郎君は3.6mのひもを持っています。
    次郎君のひもの長さの割合を、太郎君のひもの長さをもとにして求めなさい。
    答えはどうなるかな?
  2. 生徒

    太郎君のひもが1.2mで、これがもとになる量だから3.6÷1.2=3で3です。
  3. 先生

    素晴らしい!その通り。ここで、「割合」の「意味」を説明しよう。
    「割合」というのは、一方の量が、もう一方の量の「何倍」なのかを表すものなんだ。つまり、「割合を求めなさい」ということは「何倍ですか」と問われていることと同じなんだよ。
    「割合とは倍」なのだ。簡単でしょう!分かった?
  4. 生徒

    分かったぁ~!簡単だ ! !
  5. 先生

    じゃあ、いろんな割合(倍)の問題にチャレンジしよう!

算数では単元学習を通じて、まずは知的好奇心をもたせるために、日常の素材を活用して数や量、図形について触れていきます。そして、そこに潜む原理・原則をしっかりと理解させていきます。その直後に原理・原則を意識しながら演習問題に取り組みます。見様見真似で解いていくうちに、自力で解けるようになっていきます。
このような演習の積み重ね、「できる」「分かる」を繰り返しているうちに、たとえ「苦手な単元」であろうと、「やってみよう」というチャレンジ精神がわいてきます。
また、応用問題を考える力も「どれだけ問題を解く練習をしたか」ではなく、「いかにその問題の本質を見抜くか」によって決まってきます。能開の授業では、このような本質の理解を通して子どもたちが潜在的に持っている思考力を引き出すきっかけづくりをします。子どもたちはきっかけさえつかめば、人が変わったように問題に一生懸命に取り組み、想像以上の学力を身に付けていきます。これらの単元学習と合わせて、算数の成績アップに必須な計算力も毎回の授業や宿題を通じて同時に磨いていきます。

国語

時間をかけて知識力、読解力、表現力を体得

● 小5・6ゼミテキスト

国語に必要な知識力・読解力・表現力の3つの力を、比較的時間にゆとりのある小学生の時に時間をかけてしっかり育んでいきます。中学・高校と学年が上がるにつれて、変化するのは文章素材のレベルだけです。小学生の間に、文章の読み方、ことばと漢字を徹底することで、中学生・高校生になっても使える力を身に付けていきます。

①知識力

さまざまな文章を読むとき、豊かな単語力があれば、文意は自然と理解できます。単語力・語彙力の有無が大きく影響します。もちろん「漢字の読み・書き」以外にも「同義語」「慣用句」「文法」など、さまざまな分野に渡ってこの“知識力”が問われます。言葉に関する知識については、膨大な数があるので、とても覚えられないと悲観する人がいますが、将来高校入試に出題されるものだけを取り上げれば、その数は限定されるので、それらに絞っても大丈夫です。問題はそれらの言葉がどんな意味合いでどのような表現のときに使われるものかを整理しておくことです。そうすることで、多くの知識問題に対応することができます。

②読解力

“読解力”を身に付けるには、言葉に関する“知識力”を土台にして、さまざまなスタイルの文章の読み方をマスターしなければなりません。文章にはスタイルがあり、文章読解とはそれらの表現スタイルを前提として、内容理解を進めていくものです。読解問題に取り組む訓練では、代表的な文章スタイルに慣れるために、多くの文章スタイルに触れるようにしています。

③表現力

“表現力”つまり書く力については、“読解力”と同様、すぐに身に付くわけではありません。表現とは、《誰か》に自分の思いや考えをアピールすることです。表現する者は、コミュニケーションしたいと思うことで初めて、言葉を選び、話の構成を考えます。だから《誰か》への呼びかけを起動させる訓練が不可欠で、授業ではそのような“コミュニケーション”の訓練を行っています。また同時に、要約訓練も行います。その力は中学生になってからも、作文・英作文の力として活用することができます。

英語

4技能試験にも対応できるバランスのとれた「英語力」を育む

大学入試改革の中、「4技能試験」を導入する大学が増加し、その影響は高校入試にも出てきています。これまで要求された「正確さ」に加え、英語を英語のままスラスラと理解できる「流暢さ」が重視されます。
能開はこの流れにいち早く対応します。

発話を重視した文法・語彙指導

英語力の要は単語力です。とくに、小学生の時期に大切なことは、翻訳せずに、英語とイメージを直接結びつけることです。写真やイラストを使用することでダイレクトに理解します。

文法とはつまり「言葉のルール」です。スポーツやゲーム同様、ルールを知ることでより興味がわき、上達できます。過度な文法用語の使用は控え、簡潔にルールを説明し、生徒による大量の発話練習を通じて文法を習得します。また、書くトレーニングもしっかり行います。指導者は、子どもたちの積極的な発話を引き出し、英語が飛び交う活気あるライブ空間を生み出します。

多読・多聴トレーニング

多読で使用する絵本「Oxford Reading Tree」
英検対策は「ワオっち!」で万全

日本で英語を学ぶ際、読んでわからないものは聞いてもわかりません。読んでも聞いてもわからない単語は、会話や作文で使うことはできません。つまり、「読む力」を圧倒的に高めることが英語力向上には欠かせません。そして、高い英語力を身に付けた人が共通して、行っている学習法が「多読」です。

多読とは「やさしい英語の本を、楽しくたくさん読む」学習法です。使用するのは、イギリスの小学校でも使われる「Oxford Reading Tree」などの大量の英語絵本です。イラストがあるので、ストーリーを通じて、わからない単語も理解できます。また、ネイティブ音源を活用した「多聴」も重視します。さらに「音読」や「シャドーイング」など、高い学習効果が認められるトレーニングを授業内で行い、ペアワークや読書記録などを通して、モチベーションアップを図ります。

小6・3学期より
中学進学準備講座開講

算数は少しずつ、正負の数や文字式といった中学内容に触れながら、算数と数学の違いを学びます。国語は物語文・説明文・論説文について、読解の型の理解を深めて総まとめを行います。英語は「書く」ということを通じて、これまでの学習状況に合わせて語彙を増やし中学生からの文法の学習に備えます。

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