大学受験準備コースの教科指導方針 [中高一貫生]
中高一貫中学生コースの指導
英語・数学
中1では
中高6ヵ年を左右する重要学年です。急激に変化する学校生活に対応しながら、学習面においても好スタートを切ることが求められます。能開では、中1内容の表面的な単元学習に留まることなく、大学入試を見据えた発展的内容に適時触れることで、これまで培った発想力・思考力に一層の磨きをかけていきます。また、学年を追うごとに増大する履修内容を俯瞰的に学習できるようにするため、自学自習の姿勢・方法について、的確な指導を行い、中1終了までに大学入試に耐え得る「個々の学習スタイルの確立」を目指します。
中2では
新しい大学入試で必要な学力を身につけるためには、努力をしていても相当な時間を要します。その対策としては、本格的に高校内容へと遷移する前の中2段階から本質的な部分に数多く触れていく深化が必要となります。その過程で行われる考察と実証を繰り返すことで、新たな力をつけるために必要な素養を身につけていきます。また、この時期に個別カウンセリングを実施、より具体的に目標設定を行うことで緩みがちな学習に対する意欲と効率をワンランクアップさせることにも取り組みます。差がつきやすいこの時期を有効に活用することで、最大限の成果を引き出していきます。
中3では
中2で履修した高校の基本内容をさらに深化させるのと同時に、学習への取り組みについても大学受験を意識したスタイルへと進化させていきます。理解できているつもりでも、なかなか結果に結びつかないことが多くなるのがこの時期です。履修範囲が拡がるにつれて、複合的な設問も散見されるようになり、難易度の高い出題が徐々に増えていきます。それに対峙できるワンランク上の学力の養成を始める非常に重要な時期でもあるのです。まずはその意識を強くもっていただきたいと思います。
加えて、将来の目標を明確に定め、それを実現するための合理的な方法について考えていきます。とにかく、何でもやればよいというものではありません。明確に目標を決める⇒学習レベル・内容・量が決まる⇒無駄を極力省いた受験対策ができるようになります。それをできるだけ早期から真剣に取り組むことで志望校合格が実現していきます。